2008年05月14日

[日記] フューチャリスト宣言等数冊読んでみた

ちょっと古い本だけど 「フューチャリスト宣言」、「Google が日本を破壊する」 ほか数冊を読んでみた。他の本はともかく、この二冊は中々面白かった。

前者は茂木健一郎氏&梅田望夫氏の対談+講演をまとめたもの。後者は松下から Apple に勤めた竹内氏の著作物である。
前者はとても Web 、そしてその未来に対してポジティブな展開。
軽快に進んでいく様子は、ネガティブ好きの masayu-i さえ心地よいと思えるほどの明るさと力強さ、そして楽しさを持っている。

後者は Google が破壊する〜 とネガティブに見えるタイトルだが割りと中立的な内容。どちらかというと著者のマスコミ嫌い(特に TV の CM が嫌いなようだ)についてわかりやすく書かれている面があるが、Google の良いところ、凄いところ、期待したいところ、悪いところ、良くないところ、弱点などが端的に書かれていて、とてもわかり易い本になっている。


さて、Web2.0 という言葉については、ひろゆき の著書でも書かれているように僕は実態を感じない(ひろゆきもそうだが、僕も internet は最初から Web2.0 の要素を持っていたいと考えている)わけだが、それはともかく、明るい展望だってしっかりとある・というのは、愛用者にとって朗報である。

ところで、教育の重要性とその部分に Web が占める役割が非常に大きくなっているというのは 梅田氏と私の共通認識であるところが私には興味深い。
そのなかで、梅田氏は Google に大きく期待しており、その活用で十分可能であるように考えておられる。
大学の文献研究のような超専門的で高度なものに関してはだいぶその面もあるかもしれないが、多くの学習、特にスキル研修に関しては Google での情報検索ではそのエンジン構造から発展系は難しいのではないかと考えられた。

つまり、知りたいこと そのもの 以外の文脈を読み取る構造が無ければ、通常の学習のコンサルティングのようなことは絶対に無理である・ということである。


そこで、例の 竹内氏の著書の出番である。

「なづき」だ。
意味を解する日本発の検索エンジンの登場である、

これが超強化されたらとんでもないことになるかもしれない。
フリーで開放してくれたほうがより強力になると思うだけどなぁ…。
posted by masayui at 22:57 | Comment(2) | TrackBack(0) | ・日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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