ついに、嫁連れて秋葉淀行ってきました。
電子ピアノを伝えるには やっぱりカタログやらでは足りなくて
やっぱり弾き込むことで音や鍵盤のタッチ、アクションを確認しなければ分からないものです。
結局本物入れるには高すぎる・音がでかすぎる・重すぎるという問題があって…
だからこそソコソコレベルの機種がどこまで納得できるかということを合意とりたかったわけです。
行く前は「まぁ masayu-i 君の良いと思ったやつで良いよ」とはいっていたけれど…
実物触ると明らかに KORG CONCERT C-720 が図抜けているって…
まぁそうなんですけどね。それ今回の検討の上限なんですけど…
ayame がすごいのは
10万クラスの YAMAHA ARIUS TDP-160 と CASIO CELVIANO AP-400 の音の違いを「YAMAHA のは若干篭っている、CASIO のはハッキリしていてちょっと派手目」と言葉で具体的に話してくれたこと。
自分でも音の傾向が違うなぁとは思ったけれど
音が本物に近づいてきたなぁとはおもったけど
それ以上は特に感じていなかったし
結構小さい違い(売り場の騒音であんまり細かい差はわかりにくいんですよ)そういうなんともいえない感覚を言葉で表現するなんてやっぱりタダモンではないのだ。
スゲー って感動しました。
やっぱり同行してよかったです。
…けど… KORG の販売員のお兄さん(おじさん)に捕まってて やっぱりなるたけ C-720 だってサorz
そりゃ良いモンはいいですけどねぇ。
んで、ちなみに先ほどの比較だと、ayame 的には YAMAHA 自体がメジャーで嫌いなのとハッキリした音のほうが比較論でよいので、どちらかといえば CASIO CELVIANO AP-400 派なのだそうです。
僕は篭った感じがリアルだったのとキーのシボが好きだったので ARIUS かなぁとおもったりもしたけど、ハッキリした音といういみでは確かに AP-400 良いしねぇ。
こいつとのバーターになるので…激安品はむずかしいんだけど。
そうそう、激安品といえば 6万前後の CASIO Privia PX-720 ってのがアッシュウォールナットというグレーのカッコイイ外装カラーかつスリム筐体で透明なガラス調(勿論プラ)譜面たてで、ぱっと見はとにかく素晴らしいんだけど。
音も最新の7万クラスよりは格下だし、たてつけも良いほうではないので泣く泣く見送りになります。
やっぱり楽器だからね、外観だけじゃないよね。
さて最近の電子ピアノのだいたいの傾向が分かったので書いてみます。
6万前後のにも酷いことかいたけれど、昔の20万前後クラスでもこんなもんだったと思います。
凄い進歩だよなぁ…
5万円以下: コストダウンの搾りかす。
6万円前後: おそらくヘッドフォンで弾いている分にはタッチを気にしなければそこそこ使えるレベル。スピーカーやアンプがショボイので素の演奏だと電子ピアノらしさがバリバリ。勿論ピアノ筐体特有の反響効果みたいなのも全然感じられ無いし、鍵盤もただ重いだけ。
10万円前後: スピーカーやアンプがそこそこのになる。鍵盤のタッチもアフタータッチだけでなくてパートによってウェイトを変えたり素材を考慮したりなど凝りだす。
20万円前後: スピーカーやアンプは大分奢ったものになる。鍵盤も下クラスで工夫したものはほぼ全て取り入られる。
30万円以上: 20万円クラスの課題はほぼすべて解決しているけれど、音色を増やすことやパネルを豪華にする以外に大きな差がつけられない領域になる。
100万円以上: 鍵盤まで木だったりと、外装ふくめてピアノと見分けがつかないモデルも。音も凄まじいけど、電子化の意味は薄れてきてしまうような…。