2008年11月30日

自宅 PC はシンクライアントのみで OK ? BD or WEB ?

家族やチビ君のハートウォーミングな話は、個人的にするとして、
ここのブログではなるたけハードウェア中心に取り上げたいと思っとります。

ミニノート という表現が増えた

んで、例のネットブックについてですが、ミニノートという表現がむしろ増えてきているように思います。
「ミニノート」という言葉自体には小さいノートブックという意味しかないはずなので、余計にわかりにくくなっているようですが、一般的には安くて Atom プロセッサ搭載(またはそれと同等のスペックの)の12インチ以下のノートブック PC という意味のようです。

このミニノート、いわゆる日経や毎日系の情報サイトが統一的に使っているようです。
2ch ノート PC 板では依然としてネットブックのほうが優勢ですねぇ。

個人的にはネットブックのほうが性能を現しているようでまだわかりやすいだけマシだと思っております。
なお、YouTube までハイビジョン対応をはじめたということや、それでは Celeron M 900MHz や Atom 1.6GHz では対応できない(Core2 の 2.2GHz でもコマ落ちましたけどねぇ)ので、もはやネットも対応できてない みたいな言われ方もしはじめているようですが、そんなの関係ねぇ。
やたら重いコーデックが糞と思います YO。
相対的にデータが軽いから採用されているのかもしれないけど。


ネットブックがあれば、高性能 PC とか不要なの?!

見るだけの人には不要でしょ?! というのが僕の意見。
見るだけでなく、作る・変換する 人には今後も高性能なクライアント PC は必須だと思いますよ。
年賀状ができないとかいう店員がいるようですが…僕なら別にネットブックでも作れるしなぁ。
でも、僕には VAIO FZ といういわゆる母艦があるし、そっちで作ったほうがラクだからネットブックで作りたくは無いけど。でも、ネットブックで作れないわけではない。
じゃあ、見るのも FZ でやりゃいいじゃんと。
確かに画面はきれいだし、高速だし、VISTA はスタンバイからほぼ0秒で起動するしいいこと尽くしなんだけど、ネットブックの小ささからくる一種の”異様な気軽さ”は A4 ワイドのデスクノートには無いんです。
それこそ、VAIO NOTE Z のサイズって絶妙だったなぁと今もそう思いますし、たまに使うとやけにしっくりくる。
処理速度と液晶の綺麗さと光学ドライブが同等で、キーボードがママだったら圧倒的に Z のがいいもんね…
最近の病気で床で伏し勝ちですが、寝室にネットが無い我が家では Jane 入りのネットブックが大活躍ですな。


ブルーレイ 普及に弾み / のろのろと の表現があるけど、ブルーレイはネット配信に呑まれる?!

まず、BD のビデオとデータ記録側面の双方をきちんと分けて考える必要はあると思います。

まず、データ記録については、当面呑まれる心配は無いと見ています。
ウェブのデータストレージの容量は現在最大は ASUS の提供している Netbook ユーザ購入者向けの 60GB サービスだと思うが、他者は一般的にまだ 1 桁 GB 台で有料が多いし、定額サービスだったりします。
1.5TB で1万切っている手元の HDD と比べて魅力は薄いだろうし、SSD ドライブが登場、軒並み低価格化、高速化が進んでいます。
また、e-SATA 規格や USB 3.0 などが今後のアクセススピードを後押しするため、当面の優位は Web のこちら側にあるとみています。
ただ、便利なウェブストレージ自体はユーザには恩恵こそあれ迷惑はあまり無いと思いますので、あっち側がもっとがんばってくれるに越したことは無いと思っとります。
がんばれ!
スカイドライブ重すぎで全然使う気しないぞ!


ではビデオはどうか。
こちらも、残念ながら Web のほうが劣勢だと思います。
まず、帯域そのものの問題があるということです。ニコ動だけで、日本の Web トラフィックの1割以上を占めていたりするということで、深刻だということですが、これがレンタルビデオ規模のサービスになると、BD の品質でなくて SD でもとても対応できないんではないかと。

あと、PC をあまり愛用しない人には、PC で映画などを見るという習慣が無いみたいで。
テレビで見たい・となると自然と DVD。みたいな。
そして、ハリウッドが DVD から撤退したいわけで、今後 BD を上手に後押しできれば(&アメリカのように1万円台の再生専用機を出せば) BD 普及も弾みがつくでしょう。

僕個人はどっちがいいかって言いますと、激安 BD が出る、DVD なみに BD ソフトのレンタルが簡単になる & 激安録画機がでるといいなぁみたいな。
よろしくお願いします、コンテンツベンダーさん、メーカーさん。まぁ BD に移りたい理由がそれぞれ単価をあげてコピー対策をしたい・ということみたいなので高画質を引き換えにいろいろ条件はわるくなりそうですけれどもね。

じゃあ将来は?となると、

・よっぽど皆さんが PC に慣れるか
・PC とTV をつなぐ事に抵抗がなくなるか
・TV に組み込まれ(米国の Pana の TV に YouTube のチャネルがあるものがあるとか)るか

になるかと思います。

皆さんが PC に慣れる の面は正直申し上げて私には予測がつかないし、私はしっかりした映像コンテンツなら PC よりテレビ派です。なれた方でもそういう人が多ければ余り意味が無い。

PC と テレビを繋ぐのに〜は私自身は全く抵抗が無く、うちのテレビも PC も絶妙な位置に VGA / Stereo & HDMI 端子があるわけですが、コードを繋いだままでないと接続は案外億劫で、ついつい D 端子で繋ぎっぱなしの DVD player は便利だなぁなんて思ってしまいます。

TV に組み込まれ…は日本だと既存テレビ局各社またはその利権を代表する団体や、著作者を代表する団体と称する輩がメーカー側に強力な圧力をかけることが予想され、実現は難しいと思います。
コピワンやダビング10を考えると、この予想は個人的には非常に妥当な考えだと思います。

それらを総合するとネットで〜というのは スポットや簡易コンテンツ、映像や音声が主にならないものであればありだと思いますが、既存の映画やドラマなどのしっかりした映像コンテンツとなると依然としてパッケージメディアが強いのではないかと思います。

ただし、これをぶち破る画期的な商品とやらが Apple などから上手く打ち上げられればまた違ってくるでしょうが、Apple TV があまり皆さんの琴線に触れなかったようなのでやっぱりこの分野は難しいのではないかと思います。
もちろん、そのようなすばらしい商品が出れば、おそらくここでも取り上げることがあると思います。

2008年11月26日

久々に SD9 などもふくめた写真を。家の上から富士山見えたよ!

チョット前行った、臨海公園からディズニーを臨む

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もはや秋。紅葉も真っ只中。黄色の楓ならば SD9 が大得意とする被写体。

IMG21334.jpg


透き通った葉脈に美しさを感じる冬。なんか、毎回冬なんです。
たぶん、夏だと明るすぎて逆光で撮れないのかも。

IMG21342.jpg


うちの上から富士山が見えた!スゲェ!!
富士直下右側に見えるビル群は新宿です。画面の右側は池袋、左のタワーは東京タワーですね。うーん、結構良く見えますよねぇ。絶景かな。

SDIM6021.jpg
posted by masayui at 00:29 | Comment(2) | TrackBack(0) | ・写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月23日

ここはどんな人が見てますか?の質問に答える

友人に少々歯に布を着せぬ奴がいて、
「誰がお前のブログのようなものを見ているんだ?俺には想像がつかん」と言われた。
うーむ、Mixi などでマイミクとやらにしてしまうと日記更新の際相手に通知がいくため、なんぞ?ということになり、タイトルをみるが興味が沸かなくて見ないとのこと。

確かに、このページはハードウェア関係に内容が集中している性もあり、興味ない人にはわけがわからないということもあるだろう。
ということで、先月のアクセス結果をご紹介しよう。



2008年10月のアクセス結果

月全体のページビューは 3881 件、訪問者数は 844人でした。

アクセスが多かったページは(勿論トップが一番多いですが・・・それ以外では・・・)

2008年10月17日 ついに ネットブックの本命 ASUS EeePC 900-X 登場 が 161 ページビューでトップでした。

2008年8月16日 DELL Latitude E4200 がやけに E 点について が3位で 123 ページビューです。古い記事ですが、該当ノートブックの販売自体が最近なのでヒット数を稼いでいるようです。



検索ワードを使ったアクセスは 945 件でした。(1日平均は30件)

E4200 が 72 件、
e4200 が 24 件で DELL Latitude E4200 直結の件は 96 件でした。

Latitude が 60 件、
latitude が 21 件でした。Latitude 単体でのアクセスは計 81 件になります。

Google で 該当用語で 2ページ目(11月現在)に我がページが表示されておりますので、その関係でアクセス数を稼いでいるようです。
posted by masayui at 03:45 | Comment(2) | TrackBack(0) | ・日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月22日

久々に映画館で映画を見ました。

気のおけない(簡単にいうと仲のいい)友人と、久々に映画を見ました。見に行った映画館は新宿 WALD9(バルトナイン)。シートや階段構造が中々快適な映画館ですが、エレベータやエスカレータが小さいのが難点。

赤壁乃戦(邦題は レッド クリフ だそうです。)です。
三国志好きのなかでも、比較的英雄側面を愛する方々なら見ると良いと思います。
また、若干残虐シーンが多めだと思いますが、そういうのもOKな方なら、壮大な内容を楽しめると思います。

僕は基本的に三国志は大好きで、どちらかというと英雄的なものも結構好きなので、楽しめました。
それをゲームでいち早く具現化したのが三国無双なわけですが、それをジョン・ウー監督が映画化した・みたいな。

簡単に言うと、中国版マトリックスというか、映画版三国無双という色が濃かったような気がします。

アングルやカメラワーク、船や城、鳩や情景のCGなどは、効果的でよかったと思います。


配役に関しては、
趙雲子劉があまりイケメンでなかったのは良かったですが、若干貧弱なような。
関羽や張飛の背があまり高くないことや、関羽が赤ら顔でないことなど、色々気にはしたものの、
基本的に雰囲気は愛読の吉川三国志似たところがあり、楽しめました。
特に中村子童が甘興(甘寧?)役ということで、だいぶおいしいなと思いましたし、金城氏もストーリーが進むにしたがって
なじんでゆき、適役だとおもいました。


ストーリーではいきなりチョウハンハから始まって
孔明(金城武)がいるなど気になりました。
それ以外のストーリーはあまり違和感を感じさせないもので、良くまとめていました。
蜀、魏、呉の主要人物(蜀ばかり描かれ、特に魏の人材の扱いが曹操以外は粗雑なような気もしますが)
が立っていて、とくに蜀の趙雲にスポットが当たっていて良かったです。

個人的には関羽のアニキも好きなので、もっと関羽を立ちキャラにしてほしいです。
*劉備が草鞋を実際に編んでたのには笑いましたが、とてもよかった。


アクションは、流れ槍を手づかみで自分の得物にすることや、勢いで数人ぶっ飛ばす描写がやりすぎ感が感じられますし
基本的に槍アクションが完全に三国無双とほぼ同じ動きなのは、ある意味感動すらしました。
なぎ払いで3人程度一度に吹っ飛ばせるのも一緒(w
でも、その悪乗りを、ギリギリの匙加減にしているのは、上手だなと思いました。

*張飛が体を張ると槍の3〜4本くらい跳ね返した上で粉砕できるというのもかなり笑えました。不死身かよ!みたいな。

小僑が角度によってやたらに美人なのと、孫尚香がそこそこ可愛いというところもなんだかリアル感があってよったです。
Part2に期待!


posted by masayui at 23:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | ・日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月18日

久々の日記 ペーパークラフトとか1$ = 22穣Z$ ほか


qube.jpg

Photo by Ayame @IXY Digital10


まず、上の写真は、週末にチビと作った紙工作です。
ここの cubeefraft.com というサイトにデータがありますので、皆様もぜひ作ってみてください。
(まぁ版権とか大丈夫なのかなぁとも思いますけど…凄い ジョリーグッドな出来なんで紹介せざるを得ない感じです。)


さ〜て 重い腰を上げて(物理的にも重い〜)日記を書いてみました。
とりいだしたるは VAIO NOTE Z で・です。
なんせ、持っている中で一番キーボードが良い。

で、どのようなテーマがいいかなぁと思いましたが…

例えば兆を超えて「京」へ、1ドルが2京ジンバブエ・ドルを突破
というか、旧ジンバブエドル換算で、1ドルは22穣4101禾予(じょ)103垓9302京1000兆旧ジンバブエ・ドルになるようですけれどもね。
深く扱うようなテーマではないですね。

で、やっぱり10月末に海外では発売済みの HP Mini 1000 ですかね。
もうちょっとだけ小さい面どりにしてくれて、泥棒風呂敷印の天板を黒一色にしてくれたらほぼ最強モデルだと思うのですが、どうでしょうか HP さん。
A4 ノート(特にコンシューマ向けの)のデザインはいつも魅力がないと思っていますが、ネットブック系のデザイン力は神がかっているのが HP サンみたいですねぇ。


あと、サニーエリクサン てのもありますね。8.0 Mega pixel と書いてあるのに実際には 1Mp らしいですけど、まぁどうでもいいですね。


最後に・・・ですが
やっぱり ネットブック(ミニノート)ネタでしょうかね。
紙 copi をはじめました。
まだ試用中ですが、現在ネットブックが外でバンバンオンラインという使い方ができるわけではないことと、それとは無関係に自分の関心があるサイト情報を収集・整理したいという目的で導入してみています。
過去の愛用した製品レビューサイトなどをきれいに整理できて、見返すことができ、ほんの整理以上に楽しいですね。
もうちょっと使い良いといいんだけどな。

ほかには、辞書ツールなども入れてみていますが、まだ使いこなしまでいっていません。


バッテリは3時間持つ(eeePC 900-X)という認識でほぼ問題ないみたい。
それから、flv → mpeg も、結構高速に変換できるので、たまに使ってみています。
少なくともシングルタスクでやってる分には高速。

ぐだぐだですが、こんなところで 〜

2008年11月17日

ついに SIGMA 社も CANON などに並ぶ撮像素子から開発するカメラ会社に

表題の件。
このサイトに来る人の大半はなんのこっちゃでしょうが。

三層構造イメージセンサー開発企業Foveon社の買収について
で詳しく書かれていますが、SIGMA が Foveon を買収しました。
かつて Polaroid の x530 に提供した以外は、ほとんどコンシューマ向け商品には SIGMA 以外で出ていないようですから、SIGMA 買収も自然な流れでしょう。

Foveon 素子を採用した代表的な機種は以下になります、

SIGMA SD9、SD10
Polaroid x530
SIGMA SD14、DP1
そして、
SIGMA SD15(予定)、DP2(予定)

SIGMA ばっかりですね。
がんばれ、SIGMA。そして、SD9 が最初に登場したような圧倒的な存在感をもう一度見せてほしいです。
Dp1 にはそれがありました。 SD14 には残念ながらをそれを感じられなかったです。

2008年11月09日

最早 冬!

blog_IMG_1722.jpg

↑@臨海公園 by masayu-i with IXY Digital 10.

タイトルどおり、そんな勢い。
父の誕生日も近い。週末会えたタイミングでそれに気づいたので、チビ君を拉致られた後には嫁とのデート(?)ではなく、父へのプレゼントを物色ということになった。
錦糸町の例のあの店で、二人で相談の上、コレ がいいということになった。
父はあまり「〜が欲しい」ということも無いし、変なものをあげても迷惑なので、うちのチビ氏の写真をたんまり入れたデジタルフォトフレームなら、結構魅力的だろうと。

そして、出張が多い身なので小さめのもので USB バスパワー駆動であればなにかと便利であろうと。

ということで、コレ が思った以上に良かったので、そうなりました。


内蔵メモリが16MBしかないので、メディアも購入。
その売り場で一番安いメモリーカードで Micro SD 1GB の1200円チョイ。もっと900円とかで買える店も ア○バ にあるけど、なにしろ時間がないので、そんなのは無視。

ターゲットのフォトフレームは最大2GBまでしか認識しないらしいので、結果オーライ。
で、データ移動で役に立ったのが EeePC。なぜかそのとき携帯していたので、EeePC に置いておいたチビ君データをフォトフレームに移動。
見事に目的を達成した。

ee1.gif

あーよかった。
posted by masayui at 18:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | ・日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月06日

さまざまな呼称について

最近流行の低価格な小型PCについて、似たような呼称が多く存在します。
例としては Netbook / UMPC / ULPC (ULCPC) / MID などです。
それぞれ意味が若干違うようなのですが、
現在の風潮としては MID 以外のそれらすべてを所謂「UMPC」あるいは「ネットブック」と呼んでいるように思われます。

ネットブックという言葉には、素直に呼んだ場合には
インターネットにアクセスするためのノートブック型の装置というような意味があるように思われます。
最近では無線を使ったインターネットへのアクセスが大変便利になりました。
また、多くのインターネットサイトの閲覧・入力においては 2008 年基準の高性能な PC は特に不要で、Windows Xp が快適に動くような4年前程度の性能の PC で十分な状況にあります。

その流れより、ネットブックという語感からは「持ち運びができ、外でもネットワーク接続が可能な、比較的小さく重さも軽い、性能を絞ったノート型機種」が想像され、インターネットの利用特性上
「フルキーボードの搭載」が含まれるような印象があります。


一方 UMPC は Ultra Mobile PC の略ですから、超携帯しやすい PC ということになります。
ネットブック以上に小型なことが名称からも簡単に想像ができますし、携帯する以上外形を小さくするためにキーボードが省略されるということもある程度想像がつきます。


さて、ULPC (ULCPC) は Ultra Low-Cost PC の略にあたります。
したがって、大きさなどはどうでもよく、とにかく安いということが主目的になります。
12インチでも14インチでもはたまた17インチでも、元の言葉の意味的には安ければ ULPC と呼べるはずです。


私としては これらは ULPC のくくりのほうが正しいように思います。
最近10インチやら12インチやら、結構な大きさの ネットブックを UMPC と呼ぶことがあるようですが、UMPC とは、僕のイメージでは Biblo / VAIO U や、工人舎の最小 PC、 Wilcom の D4 や例の OQO などくらい小さいものだと思っています。少なくとも液晶は7インチ以下であってそれにちかい筐体サイズであってほしいような・・・。



最後に MID ですが、これは Mobile internet Device の略でもはや PC ですらありません。
インターネットができる携帯端末ということで、ネットブックよりシンプルかつ小さいものが想起されます。ですから、これは若干違うのは明白ですね。



EeePC 900-X であれば、WMV HD 720P はヌメヌメ動きますよ。1080P は流石にきついですが。

http://www.microsoft.com/windows/windowsmedia/musicandvideo/hdvideo/contentshowcase.aspx

2008年11月03日

いよいよ、本音(ぶっちゃけ)トークで今回のブツについて書く

ぶっちゃけの個人本音なのでご了承をば。
(以下全ての発言に masayu-i は〜と思う・の意図ということでお願いします。)

さすが ASUS という感じで、VAIO をよく研究しているデザインだと最初からそう思いました。
VAIO は最近は foxconn で作っているということですが、最近までは ASUS に作らさせていたという話もチラホラ。
そのせいか、筐体デザインはどこか VAIO を彷彿とさせます。

天板のカーブやら、ヒンジ部やら、サイドラインやら。
男性的なシャープなエッジで構成されたデザインでカッコイイです、900x。

色も、天板の黒の横線&ラメ&光沢つうのがそれぞれが控えめなので上品でカコイイ。本体のプラも若干ラメと薄いシボが入っているけれども控えめで FZ のパームレストに非常に似ていてさわり心地もよい。
ヒンジと電源ボタン付近はコストなりの精度といったところだけれど、ほかはかなりキチッとして美しい。

先述したように処理能力は十分。
バッテリもギリギリ3時間程度。rowa の大容量版なら5時間程度もつのではないかと思います。

購入の際は他社のネットブックの比較で
ネットブックたる性能として以下の点を重視しました。

・デザイン
・筐体のサイズ
・起動時間
・バッテリ時間
・値段
(+ ac アダプタのサイズ)
(+ 液晶が 9 インチ 1024*600以上)


持ち運ぶからにはデザインにはこだわりたい。けれど他社のでは筐体色がブルーや黒なのにヒンジだけヒケた赤いラメのリングがついている・ダサいスピーカが会社ロゴの隣に並んでいる…などありえないほどダサいものもあります。

持ち運ぶからには筐体のサイズは重視したい。すくなくとも通勤カバンに、お弁当のとなりに入るべきサイズということを特に重視しました。
世の中には大体B5近い大型のものが多いですが、それらはタイピングを重視してキーボードサイズを確保したようです。
僕は ROM ばかりなので小さいほうをより重視しています。
閲覧ならスペースバーと上下さえ押しやすければ大体なんとも出来ます。


起動時間は、上の2つと並ぶくらい重要で、これがダメなのはネットブックとしての存在価値はほぼなしじゃないかと。でも、現実にはでかいくせに、他社の多くが HDD 採用のため遅いというのが実態。意味なしです。

バッテリ時間は、利用目的や時間の関係上そこそこ持てばよいといったところですが、他社のはでかいくせに EeePC よりも時間が短いといったみっともない状況です。

値段は、900x は5万を切っている NetBook としても安い機種。
それで NetBook として優れた性能ですから買わないわけにはいかないでしょう。

ac アダプタのサイズはそれほど優先して重視したわけではないですが、この機種のは本当に小さい!携帯より小さく、ちっさな羊羹程度です。これは、ダントツに魅力的。


以上から、ほんとコイツ以外選択の余地が無いわけで、
他社のネットブックを選んでいるのは masayu-i にはある意味ヘンに見えるほどな感じ。
イイっすよ 900x。

2008年11月02日

【書き終えた】 EeePC 900x レビュー 02(レビュー)

Eeepc041.png

先日は写真の中心としましたが、今回は Netbook としてのレビュー中心とします。

写真については、本体の細かい写真は impress さんで多数掲載されており、私のサイトではEeePC 900x レビュー 01 で、箱や箱内の保管状態、私の保有している様々なサイズの Note PC (起動しないものふくむ)と外観の比較を実施しています。それらをゆっくりご覧下さい。



●レビュー〜 Web ビューワーとして はどうか〜

さて、個人的な感想になるのですが、やはり「NetBook」として EeePC 900x は1つの完成形といえるのではないかと思います。
NetBook とは、ウェブ利用を主目的としたパソコンの一種を指すようです。
その用途を考慮すると、メインは Web ビューワーとしてどうよ?に尽きるのではないかと思います。


僕は計っていませんが、A誌によると、Eee PC の起動は 37 秒だそうで、ネットブックのみならず通常の Vista PC と比較してもダントツに早いようです。
勿論、Windows Xp の起動としてはダントツに早いことになります。

また、僕調べですとスタンバイからの復帰が5秒です。Vista マシンでも復帰は早いですけどね。(自機は1秒未満でした)
これはドライブに SSD を使っているから・ということですが、高速な起動・復帰ですぐに使い物になる・というのは、この小さなボディと相まって手軽にネットをする・という目的を最大限実現しているといえます。
実際に外出先でスタンバイ状態から何度も復帰させて使ってみましたが、Windows ノートを PDA 系や CE 系のもバイルコンパニオンに近いスピードで起動させることで、非常に軽快な運用が可能でした。

また、8GB+8GB の 16GB の SSD & Windows XP ということにより、複数種類の Web ブラウザや Jane などをインストールすることが余裕で、1024ドット幅のディスプレイにより様々な Web サイトを自由に閲覧可能です。
また、900MHz の PentiumM ベースの Celeron は、WMVHD の 1280*720 にもなる HD 以上になる動画を、モノによっては余裕で再生しますし、高画質 DivX も可能です。

この処理能力では、動画の編集などの加工までには至りませんが、その閲覧については期待に対して十分以上の性能を発揮していると言っても良いのではないかと思います。ビューワーとしては十分だと思いますので、NetBook としての EeePC の性能は十分と結論付けたいと思います。



●音の再生はどうか

では主目的の Web 閲覧以外ではどうでしょうか。
私としてはこの PC をそれ以外の目的で使う予定は余りありませんが、たとえば iTunes で曲を鳴らしてみますと、900x 本体底面に設置されたスピーカーは、筐体サイズを考えるとかなりの高音質です。
場合によっては B5 のみならず A4 の通常サイズの筐体のノート PC の音より良い。

旅行先のホテルなどで備え付けの TV の音声入力を使って ipod の音声を鳴らしたりしますが、小型テレビしか設置されていない箇所などについては、その手間を考慮すると EeePC 900x で iTunes の曲を鳴らしても大差ないということもあるかもしれません。

iTUnes 自体は C か D ドライブ、MP3 は SD カードに入れておけば、EeePC の少ない容量でも万全です。(EeePC 9**以上 の SSD 採用機の基本は OS は C、アプリは D、データは SD の分類。)


昔だと MP3 の再生(デコード)や MP3 作成(エンコード)も性能が気になったものですが、このクラスでも気にする必要は無いといってよさそうです。



●動画サイトではどうか

最近は quick time、mpeg やら wmv などよりむしろ flv + α のサイトを閲覧できるかどうかが 動画サイトではより重要になります。
Youtube や youku は勿論全く問題ないです。
また、ニコニコでは たとえば「レッツゴー!陰陽師」等でも弾幕が問題なく再生可能です。
(AC 電源では勿論、バッテリ状態でもあまりストレス無くみれます。)
あれは弾幕の多さでは定評があると思いますし、画質もかなり良いので、あれで OK なら問題なしといっていいのではと勝手に思っています。
EeePC 900x でも画面の縦解像が 600 ドットと少ないですが、Craving Exploler や IE などの画面上に ニコニコやら Youtube を表示させると 丁度動画 + コントロール部分が収まる程度の感じで表示され、むしろ専用ビューワーのような様相を呈しています。



●オフィスアプリケーションではどうか

当方では愛用の Word/Excel 97 を EeePC に導入していますが(大学のときに買ったアカデミパック)家でそんなに複雑なことはしませんし、該当アプリケーションが丁度ネットブック程度の画面表示領域での活用を考慮されて作られているため、むしろ非常に使いやすい感じです。
また、最新の Office 2007 シリーズにも対応している フリーのオフィスソフト OpenOffice.org 3 も合わせて導入。
PowerPoint 系ファイル作成・編集には impress で対応します。
MS Office 系の図のコネクタがずれるといった問題はあるようですが、とりあえず開けるので良いかと。

Microsoft Office 2007 となると EeePc の縦解像度が 600 ドットのために 2007 で導入されたリボンの縦解像を考慮すると使いづらくなりそうですので、2003 までの Office をお勧めしたいです。



●画像編集ではどうか

Adobe Photoshop Elements 6 をインストールしました。
6 は起動が遅いのですが EeePC でも同様です。
ただし、アプリケーション処理速度で困るといったことも無いです。
Web 用の画像加工であれば十分に対応可能です。

Sigma Photo Pro 2.5 も導入しました。
確かに Core2Duo 2.2GHz マシンよりは遅いですが、そもそも Photo Pro 自体が遅いので表示に関しては 1.4 倍程度遅いと思っていれば期待を裏切らないスピードで動くような印象です。
また、DP1 のデータ書き出しで中(最適)で1枚4秒くらいで、むしろ案外早いです。

EeePC での本格現像で困るのは、むしろ液晶の画質が Web 閲覧には十分でも写真現像には若干不足している点です。
EeePC 900x の液晶単体で見ると見やすく綺麗で、明るすぎない、コストの割りに非常に良い液晶だと思うのですが、コントラストや色味について、VAIO FZ における クリアブラック ピュアカラー 90 液晶と比べると(比べちゃいけないけど)正直に申し上げると非常に見劣りします。
画質だけで VAIO FZ で Web が見たくなってしまうほど、該当の液晶の美しさは異常といってもよく、逆に EeePC の普通性能の液晶が残念になってしまいます。

何が違うかというと、EeePC のものはコントラストが低い、原色の発色が薄い、寒色によりすぎているという感じな印象です。これは クリアブラック ピュアカラー 90 液晶との比較であって、一般にはたいした問題ではないと思いますが、現像には影響が高くなります。
キャリブレーションなどはしていない身なので何を言うか〜という感じではありますけれどもね。
極端な品質差はやっぱり気になるのです。



●ほかに死角は無いか
結構大き目の問題として、「プチフリーズ」と「啼き」の問題があると認識しています。
HDD と違い、 SSD ドライブの特性のようなのですが たまにローカルファイルの操作開始時に「プチフリーズ」と呼ばれる一瞬フリーズしたかのような現象が起きます。2〜4秒くらい 固まってすぐに動き出しますが、気分の良いものではないです。
また、「啼き」とよばれる、カン高い小さめな「シュワシュワ・ジージー」言う駆動音がします。これはファンの音のようなのですが、気になる人は気になると思いますが、音楽でもかけるとかき消されてしまう程度の小さな音なので気にならないという向きもあると思います。

また、A5 サイズの筐体の欠点として、キーボードが小さいという点があります。
配列がたとえば Hp 機のようになるともう少々キーが大きくなったかもしれませんが、小ささを考慮するとある程度致し方ないと思われます。
英字版では我慢可能でしたが、日本語ベースのキーボードでは若干打ちづらい感じがしております。
私個人的な感想では EeePC 900-x では文章の閲覧中心で、作成は控えめな方でないとストレスになるかも知れないと思いました。
キーについては、スペースの左側が若干浮いていること、半角/全角 キーが左端ではないこと、愛用の PrtSc キーが Fn との併用でないと効かないこと等の欠点もありますが、これはこのクラスの PC においては大きな問題ではないでしょう。


●結論

個人的な感想になるのですが、やはり「NetBook」として EeePC 900x は1つの完成形といえるのではないかと思います。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20080704/1016378/?P=4

戸田氏には、『Vista = CoreDuo で。(Celeron はダメヨ)』という持論にこそ共感を持っていますが、ネットブックの分析には同意できない感じがしています。ただし、この結論を出した当初には 900x は日本市場にはでていませんから、その分は差し引いて考えて差し上げる必要はあるかと思います。

そもそも、ネットブックの出自は途上国の子どもの教育用途から発展し、マイクロソフトが安価に Xp を提供開始したことがきっかけになって、ガジェット愛好家の3台目PCとしての爆発的な普及に至っています。
当初の目的が Web ビューワー + α的な実用性の高い PC 端末をいかに安く提供するか〜 がコンセプトなので、PC の期待されるひとつの性能としての高機能さについては NetBook についてはそもそも考慮外だし、それを実現するものではない・としてもいいものだとおもいます。
また、携帯性それ自体が性能の一部であると考えるべきで、その面では比較的高性能であると思います。
ですから、それら目的に対して達成している性能 と考えると割安ですし十分な性能を持っているといえます。

ただ、上記の戸田さんもおっしゃっていますが、NetBook としての利用に興味がなく、単純に安価な PC として求めるという向きには全くお勧めできません。
Hp やら Dell やらの安価 PC もこの NetBook のためにより安くなっています。
それらをお求めになるほうが価格帯効果費用がより良いと思います。




*掲載写真は全て SIGMA DP1 でお気軽撮影の後、Adobe Photoshop Elements 6 でリサイズ、加工済みのものです。

以前のEeePC に関する記事 | Linux 版 旧機種に関する記事


2008年11月01日

【ついに登場】 EeePC 900x レビュー 01(外観)

最近わりと話題の、Netbook(ネットブック) の雄 ASUS EeePC より、EeePC 900-x をチョイスしました。
写真は SIGMA DP1 でお気軽撮影の後、Adobe Photoshop Elements 6 でリサイズ、加工済み。


さて、どのようなレビューにしようかなと思ったのですが、impress さんで結構良いレビューがあるので、同じではつまらないことになります。
私の身近なブツとならべて、様子を見てゆこうと思います。
まず外観の今回はあまり私の個人的感想を強く出さない予定です。

次のレビューで外観以外のことにもに触れ、思いの丈を語ろうと思います。


では、外観をば。

箱は(他でも掲載されていると思いますが)ポップな柄です。
印刷は綺麗で、材質も比較的上等な紙。
「学ぶ・働く・遊ぶ どれもかんたん」などと書いてありますが、EeePC の日本のバージョンは少なくともだいぶマニア向けだと思いますので、チョット変かなと思いました。


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箱を開けると中身のトップは EeePC 本体です。箱は現在の潮流どおり紙のみでできていますが、VAIO のように露骨なダンボールではなく、白色に綺麗に化粧された厚紙といったところでしょうか。
リサイクルはしづらそうですが。

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中身はこのような感じ。
プチプチやフワフワなどで梱包されており、安心です。
下の写真のほうで、それぞれの内容物を説明しています。
説明が見づらい左下の物体はマウスです。

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LAN ケーブルを接続して、実際に起動し使ってみた感じです。
液晶は最大輝度であればそこそこ明るいですし、表示品質もまぁまぁです。
私は VAIO FZ91 の ピュアカラー90 と比較してしまうので、どうしても積極的に褒めることが難しいのですが、この手の製品にしては良いとおもいます。
マウスや CF とサイズを比較してみてください。小さい様子が良く分かると思います。

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というわけで、その FZ91 との比較ですが、EeePC 900x の小ささが際立ちます。
ただでさえ FZ91 でけぇ と日ごろから思っていた僕には相当ですね。

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天板とヒンジの質感の差を分かりやすくした写真です。
ヒンジ〜バッテリのシボの質感と天板の光沢感・ラメ・横ストライプの様子がよく御理解いただけると思います。
案外、品質がよく、見栄えがすると思います。

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3台の PC の比較画像です。
左上は現在のメインマシンの VGN-FZ91。15インチワイドの光沢液晶が目印。
右上はかつてのメインマシンで全てのモバイルが嫉妬する VAIO NOTE Z こと PCG-Z1R/P。縦横比 4:3 の 14インチ液晶になります。
下が 8.9 インチワイドの EeePC 900-x になります。
EeePC 小さいですね。
キーボードの様子も見ていただけると思います。


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以下は開いた様子での2台の比較です。
現在のメインマシンの VGN-FZ91、15インチワイドの光沢液晶と 8.9 インチワイドの EeePC 900-x との比較。
EeePC の小ささが良くお分かりいただけるかと。
(また、光沢液晶における電源 off 時の指紋の目立ちぶりも。)

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一方で閉じた様子(横から)。
こちらは現在のメインマシンの VGN-FZ91、15インチワイドの光沢液晶と 10 インチの VAIO 505 との比較。505 のほうが薄いですね。相手は 発売が10年前かつ 1スピンドル機(EeePC は 0 スピンドル)なので、もうチョット健闘してほしいとろ。

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こちらは現在のメインマシンの VGN-FZ91、15インチワイドの光沢液晶と 8.9 インチワイドの EeePC 900-x との比較。
驚愕の結果が。
A4 としても大き目の VGN-FZ91 のほうが、 EeePC よりも最薄部は薄く、一番厚い部所でもあまり差が出ませんでした!
VGN-FZ91 は2007年からのモデルですが、最安モデルが12万程度のがあったりしてどちらかというとバリュー機種。しかも 2 スピンドルでブルーレイかつ Core2Duo。
チョットがっくりですが、 FZ91 が脅威の薄さということなのでしょう。

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というわけで、 EeePC 900-x とりあえず外観からお伝えしました。
次には、使い勝手などをお伝えしていきます。

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