色々見て話しているうちに、そういえば、写真趣味は大学卒業してからだったなぁと思い出した。
元から、フィルムの粒状感がキライで、写真自体結構キライだった。
あと、当時の ASA400 の、よく白とびするのが個人的に許せんかって、どうも写真が好きになれない。
大学生のときに同期がフィルムの一眼レフをもっていて、かなり高画質な写真を撮っていたのを見て凄いなぁと思ったけれども、デジタルに興味の中心が移り、スキャナーなどを扱い始めると いったんフィルムから写真に焼き付けたものをスキャンしなければならない手間が致命的だと思った。
1997〜2000年当時は、デジカメが 35 万画素から急に 150 万画素超まで高画質化した時期で、150万画素くらいならそこそこ見れるなとおもったけれども、まだまだ高画質なフィルム一眼レフにはまったく及ばない画質だった。
社会人になって 同僚が FujiFilm Finepix 40i というのを持っていて、この240万画素の画像がすばらしかった。これに感銘をうけ、ボーナスをつぎ込み Fimepix 4800z を購入。
最近の google 検索で当方ブログにサーチかけている方で 4800z を見ている方がいるが、実はこの機種はノイズリダクションが他のメーカの同級と比較してまったくかかっておらず、解像が1クラス以上 上 という凄い代物だったようだ。
Foveon 以外では、ピクセルあたり解像が最高クラスだったのではないかと思われる。
https://tanasuzu.up.seesaa.net/image/DSCF0148.JPG
http://masayu-i2.seesaa.net/article/88684057.html
こういう機種に恵まれ、また京都という立地にも恵まれ、写真趣味に没頭した。(といっても、当時は 1回の出動で10〜20 枚程度しか撮らなかった。)
遊び機種で U20 をゲットし、益々絶好調だったが、子どもが生まれるちょい前時機についに Foveon を堪能すべく SIGMA SD9 を中古で9万くらいでゲット。
ここから、超画質主義に傾倒し、 SIGMA DP1 を新品で9万くらいでゲット。
ただし、シャッターチャンスに弱い両機種をカバーすべく、中古で 3万チョイで NIKON D40 のレンズキットをゲットし、昨年の運動会で「腐ってもニコン」と思い知らされた。
・・・と、実はこの機種、ニコン最安、最軽量なデジタル一眼の機種なわけだが、機動スピードやシンクロスピードは上位クラス並みのスピードをもっているほか、ISO200の画質は上位級を凌駕するノイズレスぶりとか。(ただし解像は 600 万画素に留まる)
うーん、思わぬイイ誤算。
1997年くらいから換算すると、デジタルが普及してから 13年くらいの年月がたっている。
13年前当時のデータは今でも取り扱えるし、写真屋に出せば写真にしてくれる。
画素数は少ないけれども、極大ピッチの、贅沢画質なので、
今とはちょっと違った味わいを堪能できるかもだ。
そんなこんなで、 NIKON は D5000 なども欲しかったのだけれども
某スレッドではレンズに投資せよ!ということなので
35mm F1.8 あたり(2万超) が欲しいなぁ。