例としては Netbook / UMPC / ULPC (ULCPC) / MID などです。
それぞれ意味が若干違うようなのですが、
現在の風潮としては MID 以外のそれらすべてを所謂「UMPC」あるいは「ネットブック」と呼んでいるように思われます。
ネットブックという言葉には、素直に呼んだ場合には
インターネットにアクセスするためのノートブック型の装置というような意味があるように思われます。
最近では無線を使ったインターネットへのアクセスが大変便利になりました。
また、多くのインターネットサイトの閲覧・入力においては 2008 年基準の高性能な PC は特に不要で、Windows Xp が快適に動くような4年前程度の性能の PC で十分な状況にあります。
その流れより、ネットブックという語感からは「持ち運びができ、外でもネットワーク接続が可能な、比較的小さく重さも軽い、性能を絞ったノート型機種」が想像され、インターネットの利用特性上
「フルキーボードの搭載」が含まれるような印象があります。
一方 UMPC は Ultra Mobile PC の略ですから、超携帯しやすい PC ということになります。
ネットブック以上に小型なことが名称からも簡単に想像ができますし、携帯する以上外形を小さくするためにキーボードが省略されるということもある程度想像がつきます。
さて、ULPC (ULCPC) は Ultra Low-Cost PC の略にあたります。
したがって、大きさなどはどうでもよく、とにかく安いということが主目的になります。
12インチでも14インチでもはたまた17インチでも、元の言葉の意味的には安ければ ULPC と呼べるはずです。
私としては これらは ULPC のくくりのほうが正しいように思います。
最近10インチやら12インチやら、結構な大きさの ネットブックを UMPC と呼ぶことがあるようですが、UMPC とは、僕のイメージでは Biblo / VAIO U や、工人舎の最小 PC、 Wilcom の D4 や例の OQO などくらい小さいものだと思っています。少なくとも液晶は7インチ以下であってそれにちかい筐体サイズであってほしいような・・・。
最後に MID ですが、これは Mobile internet Device の略でもはや PC ですらありません。
インターネットができる携帯端末ということで、ネットブックよりシンプルかつ小さいものが想起されます。ですから、これは若干違うのは明白ですね。
EeePC 900-X であれば、WMV HD 720P はヌメヌメ動きますよ。1080P は流石にきついですが。
↓
http://www.microsoft.com/windows/windowsmedia/musicandvideo/hdvideo/contentshowcase.aspx
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ミニノートという表現が思った以上に多く見られます。
大人気のようです。