
※ 写真は横須賀 ヴェルーニ公園にて masayu-i by SIGMA DP1.
昨日の日記 では、一部の艦船写真はトリミングしてある。
サイズが小さい写真はそのようになっている。
基本的に、SIGMA SD および DP シリーズはローパスフィルターが無く、独立した3層構造素子のためにピクセルあたりの情報量がほかの一般的なデジタルカメラよりも高い。
そのため、このような高品位トリミングも容易である。
思えば SIGMA DP はここのサイトやそこらのサイトで色々紹介されるが、一眼レフ並みの描写力を持つコンパクトサイズ Foveon カメラである。
しかも、三層のローパスフィルターを不要とする Foveon 素子を搭載している。
先日紹介した EP-1で、一番小さいパンケーキレンズをつけたサンプルはこちらで、ほかにもこんな感じのサンプルなどもあるわけだが、このサンプルを見る限り、DP1 と静止画の ISO 100 で比較した場合には競合相手にはなりえないと思う。
DP1 のが圧倒的に描写が良いようだ。
人によって評価点は色々あってしかるべきだけれど masayu-i は、どのような写真が吐き出されるかの観点で、構図は撮影者、画質はカメラに役割を置く。
そのため、カメラ評価には、画質は欠かせないと考えている。
使い勝手や質感、そしてそのほか便利な機能は魅力ではあるが、基本性能である写真の画質の差を覆すほど魅力的とはあまり感じない。
そんなことを思いつつ過ごしている。
とはいっても、Dp1のトロさにシャッターチャンスを逃すことがあってイライラすることも。

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