2009年06月26日

いろいろ思うところ。BOSS & モッチー

BOSS1.png
MD NOTE 方眼 / picture by masayu-i

フジテレビのドラマ BOSS。
珍しく ayame が割と欠かさず(実際は何回か見逃しているが)みているドラマで、わりとつきあってみてた。
先日最終回で。
役者やキャラや台詞回し、ストーリーの骨格など結構絶妙。楽しいものがある。
捜査関係の理屈モノになると「????」が多発するけれども、そこらへんはあまり突っ込んではいけないのかもしれない。
最終回は大どんでん返しがあり面白かった。
含みがある終わり方だったので、スペシャルやら映画やらで帰ってきたら楽しいかもしれない。


モッチーこと梅田望夫先生の続編。

色々続きがあって。

ギークな人達が梅田さんをdisる唯一の理由
ネットの炎上は人類進化の必然で、健やかなる新時代を拓く鍵かもしれない
つりぼり☆オープンソース

そして

梅田望夫進化論


など、それぞれ立場が微妙に違い、最後のエントリはサポートする立場にありますが、どれも分かりやすく、丁寧に書かれているとおもいます。


もうどうでも良いよ というのも一方では本音なんですが、書いている人はみんな結構真剣で、やっぱり興味もあるんです、もう一方で。
それだけ、梅田先生が影響力を持っていると認識している人がいて、反応するわけです。
その反応が Web をふくめた壮大なことまで入ってきて知的好奇心を刺激します。

梅田望夫進化論については、ご本人の公認があるので、梅田先生が言いたかったことは梅田望夫進化論に書いてあるというわけです。
読んでみるとつまり


1 梅田先生はオプティミスト
2 ウェブ進化論という本では ウェブに懐疑的な人に より明るい未来を見せるため 若干ムリしている
3 実際はそこまで明るいとは思ってなかったが 困難な現実を前に受け入れられなくて愚痴ってしまったのが今回
4 そういうわけで スタンスは趣旨一貫しており問題ない


という感じに読めました。
まず 1 はある程度同意します。にしては、やけに切れやすいみたいですけど・・・。
2 は方法論としては OK なのでしょうが、ある程度誤ったメッセージを伝えた面があるということですよね。
3 で現実とのギャップにご本人が困難を感じられています。
4 アウトプットがすべてだと思いますが、この場合、インタビューやご自身のブログより著書のほうが社会性が高く重視されるものであると思います。
その場合、アウトプットと実際のスタンスにズレがあって、それが残念である とおもいます。

といったとこでしょうか。

オープンソースをあやまって使っている、キレている、日本語でのウェブコミュニケーション能力に疑問があるなど、さまざまなことが分かってきましたが、案外思ったより凄くないんだなー(逆に言うと、著書はやっぱり結構なものだと思います)という印象が余計強くなったように思います。

心にも無いことを言うことは褒めるということにゃならんと思うのですよ。
posted by masayui at 21:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | ・日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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