2009年07月05日

DVD ポニョと DP の話。あとユニクロックとか。

(photos SIGMA DP1 by masayu-i) 江戸川土手を撮影したものをリサイズ。

sky7.jpg

まずはポニョ

映画ポニョ。
封切り当時に錦糸町の楽天地シネマズに、チビもつれて家族で見に行った。
色々思うところはあるけれど、当時3歳、今4歳の、ある意味ジャストターゲットとなるわが子の反応を見るかぎり、
「これでいいんだ」と思える作品だ。
コレに関して、先日 DVD が出たため早速購入。
現在手元にあって、チビ氏は既に2回以上みた。
32インチの HVX とプログレッシブ処理された DVD 映像は相性が良い。
今回の ポニョ DVD の画質はかなり高いほうで、綺麗な優しい映像であった。

さて、BD が12月に出ることについて不満コメントが多いのだそうだ。
「売らんかな」姿勢が透けるとか、最初から BD がほしいとか、
ともかく 7 月に BD がほしいとか。

確かに私は画質好き。
BD 再生環境もある。(ハーフHDだけど。)

でも、ポニョの作品性を考慮した場合(そして映画を見た方なら余計にわかるとおもうのですが)現時点で BD で出す必要性はあまり高くないのでは・と僕は思う。
ジブリ特有の詳細かつ繊細な背景描写というものとは、今回はちょっと毛色が変わったからである。
DVD の情報量にあわせたかのようなわりと大雑把な描写が目立つのがポニョ。
繊細にしたところで絵的におおきくかわるものかと疑問だ。

あと、これは我が家のセッティングの問題かもしれないが、今回の DVD、音声がこもってたり小さかったりするシーンが目立つような気がする。
特に人物会話においてだ。そこんとこどうなでしょ。
情報があれば集めておきたい。


次に DP

福井信蔵氏 という方が、SIGMA SD14、DP1、そして特に DP2 のアートディレクターとして強力にコミットしていて、今回、SIGMA DP2 講演会を開いたんだとか。
氏本人のブログにて、講演会に関連することや、アートディレクションに関連することがいくつか紹介されている。

http://shinzlogclips.blogspot.com/search/label/DP2

このブログでは、DP1/2 のキャラクター(そのほかのデジタルカメラも)についても、的確に表現されていると思った。
特に以下の部分には強い共感を感じた。

ただ、ひとつだけ言えることは、DP1 / DP2を使った写真のほうが、「なぜ撮ったのか」という理由が、写真から感じられるのです。構図や、質感や、露光の焼き具合といった、「絵」としてのテクニカルなことを超えたところで、自分でも後で気づくような「何に惹かれたのか」の理由や、「そのときに感じていたなにか」が、写真から伝わってくるかどうか。その、僕なりの基準でしかない「作品性」という感覚に、今のところ最も応えてくれるのが、DP1/DP2というカメラで撮った写真に多いのは事実です。自分の撮った写真を、自分の「作品」としてどうなのか、という視点でみたとき、実はDP1で撮影したものの方が、納得の行くものとして残っているのです。

そう感じる理由のひとつは、おそらく「見たままのものが、そのまま写っている」からなのではないか、と思います。「そのまま写っている」という定義も曖昧なのですが、そうとしか言えないのです。なぜなら、X3FというフォーマットのRAWデータを、専用の現像ソフトを使い、シャッターを切った、そのときの光の具合を思い出しながら色温度やコントラストを調整すると、撮った場所の温度や湿度、さらには風や臭いのようなものまでが、写真が語り始めるのです。これはデジタル一眼レフカメラも含めて、他のカメラを使っての撮影では、経験できない瞬間です。DP2で撮った写真を現像している時間は、まるでタイムマシンに乗って、撮影地に戻って実際の光景を目前にしているような錯覚を覚えるわけです。

http://shinzlogclips.blogspot.com/2009/05/sigma-dp2-shooting-style.html からの抜粋)


私が、SIGMA DP1 を使っている大きな理由のひとつと同じものだ。
そして、かつて SD9 を使っていた理由でもある。



ほか諸事。


EP-1 サンプルが出てる。

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/20090703_299880.html

このカメラ、コンセプトやボディのデザインは結構好きなんですが…
私が DP シリーズから受ける安心の画質とは、ある意味対極にあるような感じ。
ごめんなさい。


ユニクロック

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20081218/1022017/

あら、あれカンヌとってたんですか。
でも、確かにブログパーツで初めて「すごい / COOL 」 と思ったヤツはあれだしなぁ。


広告批評の元編集長が語る雑誌の未来

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20090512/1026108/?P=3

ちょっと面白かった。
posted by masayui at 03:24 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ・デジタルカメラ、デジタル一眼 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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