DP1 が壊れた後はサブ機の D40 ばっかりつかっている masayu-i としては、D7000 や D3100 のほうが気になるといえば気になるのですが、やはり画質的魅力と言えば SD / DP に勝るものは無いと言えます。
もう少々厳密に言うと、解像やダイナミックレンジに関する画質的魅力ですね。
色彩やノイズ対策は NIKON 、サイコーです。
露出さえあえば、記念写真としては NIKON では調整不要なケースばかりです…。 SIGMA では DP1 でさえ、多少は調整必要でしたから…。
ただ、作品的な意図で言うと、やっぱり SIGMA SD / DP には及ばない感じは常にしています。
この SD1、ノイズが懸念です。
なぜかと言うと、Foveon 素子は暗部ノイズが発生しやすいのです。
これは、ISO が高ければ高いほどでやすくなりますが、ISO 100 でも、低露出であれば出ます。
また、ISO が高ければ〜と書きましたが、ISO が 200 でも明白ですし、400 においては結構露骨です。
ISO 800 はなるべく使いたくない領域と言えます。
もともとなんとなしにボケている D40 では、 ISO 1600 でも苦情がきませんから、大違いです。
SD1 の実物写真を 低 ISO / 高 ISO (今日、一眼レフで 800 〜 1600 程度を 高 ISO と言うべきかは大いに疑問ですが)の写真を見てみたいものです。
フォトキナ 2010 のブースでは実際の写真が展示されているようです。
460万ピクセル出力でさえすばらしい画質ですから、1600万ピクセル出力の Foveon であれば圧倒的であろうと期待しています。
上記より室内などでライティングがバッチリな場所での商業用写真用途や、三脚が立てられる場所での風景写真など、割と特別な用途で人気になると推察しますが…。
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