2010年09月25日

微速ながら前進中。

こんな感じで、微速ながら前進中です。

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高雄級重巡洋艦鳥海ですが、息子のサッカーやじゃれあいなどの相手や、昼寝合間に微速ながら前進中です。


新規製作
・側面制作開始

変更点
・リノリウム押さえの配置を若干変更
・滑り止めの微細化実施

こんな感じです。

- - - - -

以下・夜中追記…

さて、今回も、最も気をつけているのは色です。
形だけなら、私よりも精密に、私よりもより上手に作れる方は一杯いらっしゃいます。
それは100も承知です。
ですが、ペーパークラフトとして、このサイズで魅せるとすれば・という前提で色にこだわりぬいたモデルと言うことであれば、割と善戦できるのではないか・と思っております。

FLASH というアプリケーションは大変便利な機能があって、他のアプリケーションで表示している画像などの色を取得可能です。

さまざまなネット上の資料などから、多くのベストプラクティスを抽出し、色を作ってみて、調整したうえで納得した色を使います。

今回は本体色(グレー)、リノリウム色、リノリウム押さえの色、艦底色 について非常に多くの時間考察をして、(現在でも最終決定ではありませんが)適用しています。

●本体色(グレー)
この鳥海は横須賀建造ということで、現在横須賀船のグレー色は濃いグレーと相場が決まってきているそうです。ただし、修繕のたびに色々な場所で塗りなおされることや、案外大雑把な色管理であることなどを考慮すると、そのまま濃いグレーである必要は無いと言う話もあるとか。
また、スケール感の関係もあって、濃いグレーではわかりにくくなるということがあり、あえてこの色にしています。(私が護衛艦色に使用しているものよりも若干暗め程度にしています。)


●リノリウム色(土色)
戦艦級でない帝國海軍の艦船は、一般的にはウッドデッキはあまり使用されなかったようです。
多くはリノリウムなどの代替建材が利用されており、この 重巡 鳥海 も例外ではありません。
(理由は、木材が高価であるということのほかに、重い、メンテが大変 などがあるようです。)
リノリウム色はより赤かったり黄色かったりと、安定感のない、つかみどころの無い色が多いようですが、鳥海・高雄などのさまざまな模型の完成写真を調査した結果、XF79 リノリウム甲板色 が一番よさそうでした。その色を参考に、調色しています。


●リノリウム押さえの色(真鍮色)
リノリウムを土色にしたことで、真鍮色が土色からきちんと映えて見えるように、若干明るめの黄土色に調色しました。
リノリウム押さえは非常に短い幅(25〜35mm 程度という噂)ということなので、世の中のモデラーよりはスケールに忠実に、細めの線にしました。


●艦底色(ダークレッド)
模型ではマルーン指定だったのですが、それでは濃すぎると考え、より赤が映える色かつ、本体色と共存できる範囲の色に調色しました。
某箇所では真っ赤な艦底のようですが、理解が難しい…。
Digital Navy の TAKAO でも似た色彩解釈のようでした。
ただし、Digital Navy の本物の型紙をもっているわけでも、見たわけでもなく、完成したものを写真で見ただけなので(写真のアップ状態から判断して、塗装はしていなかったようですが…)厳密には違った色だと思われます。

現在としてはこんなところです。
タグ:鳥海
posted by masayui at 21:34 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ・日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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