最初の VAIO ではないが、確実に最初にヒットした VAIO であり、めちゃくちゃエポックメイキングな機種であり、今の銀色のパソコンの元祖、Mac が銀色なのも ipad や ipod が銀色なのもいってみればこの 505 が銀色だからである。
そのエポックぶりは当時のスタパ斉藤氏のテンションの高さが、それをよく物語っている。
23.9mm は、その VAIO ノート PCG-505 が 1998年に達成してしまった厚みである。(重さは 1.35kg)
どうも VAIO にはその 23.9mm の呪縛があるようである。
最新の VAIO SA/SB/SE などはやはりその数字付近を狙ってきている。
また、先日発表のあった Ultra Book の T13 では 17.8 mm 1.6kg となっている。
これは、Mac Book Air (MBA)の 17mm 厚ボディ(重さ 1.35s)を意識しているようだ。※
※ MBA の 重さ 1.35 も 505 を意識していないと言ったらウソだろう。
本当であれば、せっかくの VAIO 初の Ultra Book なのだから、 VAIO X11 のように厚み 13.9mm (重さ 0.66kg)や、VAIO Z2 のように 16.7o 厚 (重さ 1.17kg)のようなチャレンジャブルな目標に取り組んでほしかった。
MBA と数字を合わせられればいいや ということであれば、独自性も大した魅力もないそこらの製品にとどまってしまうだろうから。
VAIO には、常にユーザの潜在ニーズを掘り起こすような製品を作っていってほしいと思う。
VAIO NOTE 505 / VAIO NOTE Z / FZ / TZ / SE どれも、そのように他社にない魅力を
それぞれが十分にもっていた(VAIO SE は 〜持っている)と思う。
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