FujiFilm の FinePix 4800z からはじまって、いろいろなデジタルカメラを使ってきた。
2015年現在、最後にいきついたのは、 SONY DSC-RX1(+ RX100 体制) である。
大体購入したメーカーの大半は、
自社でイメージセンサー(CCD / CMOS)を開発できる会社の製品だ。
FujiFilm = スーパー CCD ハニカムセンサー
SIGMA = Foveon X3 センサー / SIGMA PhotoPro
CANON = 自社開発センサー / Digic
SONY = 1インチ、 APS-C 、フルサイズ: 最新 CMOS センサー
Fujifilm の スーパー CCD ハニカムでは
少し狭い暗部ダイナミックレンジと引き換えに白とびせずに粘る
芳醇な色彩とやけに高い解像感を得られた。
CANONの Digic による IXY 10 は、いまだに嫁が懐かしむほどの
デザインと高画質を両立した、高品位なポータブルカメラだった。
SIGMA の X3 センサーは SD9 という実験機でテストされ、
DP1 というスーパーコンパクトなモンスターマシンで昇華された。
類まれなる等倍解像とピーカン ISO 100 限定の
輝度ノイズレスが生む驚異的なデジタルキャプチャ画質を成し遂げた。
そして、最近の傑作は SONY の 1インチセンサーによる RX100 と、
フルサイズセンサーによる RX1 の存在である。
もうたまらんほどの高画質を、見やすく使いやすく反応も早いボディで実現。
ありえんほどのコンパクトボディーなのに、
2000万画素超の必要十分な高解像度を誇り、
高ISOでも粘る色ノイズレスぶり、きれいなボケを実現。
ISO 3200 以上の 高 ISO でも大きな問題がない画質と運用を可能にした。
特に RX1 は夜中で街灯が少ない中でも手持ちで写すことができる、
今までになかったコンパクトカメラである。
写せなかったものが写せるようになったという エポックメイキングさが
masayu-i を驚かせている。
さて、この blog 、本日 2015年2月10日現在では、まだ
DP1 / SD9 についてクローズアップしている記事が多めだが、
実際は NIKON D40、 SONY NEX-3、 NEX-3N、 RX100 をもちつつ
先日 RX-1 を入手したばかりである。
どうしてこうなった・という感じだが、理由は明白だ。
旅行中に Dp1 を落下で失った後、Dp1 を追加購入する気にならなかったのだ。
確かに Dp1 は輝度ノイズが少なく、
空は本当に空らしく写ってベールが1枚取れたような写真を写すこともできるが、
それは日中の外の話。それ以外では手振れやら、暗部ノイズやらで
いろいろ制限が出てきて大変だ。ついでに、動画が汚い。
もっと安い NEX3- のほうがつぶしが利く。
もっともっと安い NEX-3N は背面液晶があんまりすぎて、激安でもあまり稼働率が上がっていない。
そして、RX100 はそれこそ、コンパクト。
2012年発売から、いまだにロングセラーで一番人気な現役機種。
ノイズに強い。
1インチは適度にボケるが、ピントは比較的早くて正確。
2010万画素の風景写真は圧倒的な解像度を持ちながら、
HDRで APS-C 並ダイナミックレンジを確保可能。
そして、光学手振れ補正によるブレの大幅低減。
ハイビジョン動画は結構な画質で手振れ補正も効果テキメン。
そのうえ、広角は28mm相当ありながらズームもできちゃう、超有能ぶり。
超高速連射も可能で、便利すぎる。
RX-1 は フルサイズ イメージセンサーを APS-C のミラーレス NEX とほぼ同じボディ、
レンズサイズに収めた究極のモンスターマシン。
白とびや黒つぶれから最も遠い機種の一つであって、
ISO 1600を常用し、6400にて夜のスナップを実現する。
以下は RX-1 によるお気軽手持ちの夜写真だが、SIGMA の FOVEON センサーではまず無理だ。
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