長いんで、とばしてもらってもかまいません・・・
VAIO の凋落という検索を掛けると色々な方の意見が見れて面白い。
自分とは違う意見が少なくない。なんでかな・・・?
そもそも VAIO は昔から極端なファン以上に極端なネガ意見が多かったように思う。
壊れやすい、高い、サポート悪い。わからなくもない。が、見る目もなさそうだ。
正直言うと、VAIO は割高で糞なモデルと、
びっくりするくらい割安なモデルが混在していると言うのが実際だ。(僕の実感である。)
VAIO ばかり何台も購入してきたので、間違いない。
なので、VAIO は高い?! といわれると、糞安いのもあるから、 VAIO バッヂにお金払う必要が無いモデルを必要な人には買い! といいたい。激安モデルならば、DELL / HP / Lenovo / ASUS にいこう。
安いモデル・・・メインマシンにしていた
14〜15インチのハイスペックモデルは割りと安かった気がする。
例えば以前購入した VAIO SE などは、IPS Full HD / Core i5 / Bluray つきでかつ15インチで2kg を切る脅威のライトボディかつドライブ内蔵として驚異的な薄型(24.5mm)で、
なのに10万という、2年後の今でも同スペックは新品ではおそらくもっと高くなっちゃう
超脅威のバーゲン価格といえる(断然 DELL より安いし、デザインもオーソドックスでとても良かった)
モノとしてのクオリティも良かった。(中国製だけど!)
その前購入した VAIO FZ は、つくりこそ中国っぽさ満点だったが日本製と主張してたし、大きさの割りに薄く、ものすごい美麗な液晶(RGBカバー率も優れている)が載って、Core2Duo で Bluray で・・・やっぱり激安だった。
伝説の VAIO NOTE Z なんかは、当時比肩できるモデルが IBM THINKPAD のフラグシップモバイルのみというかなりとがったモデル。
競合比 9万円も安かった上に、キーボードはほぼ同クラスのすばらしさだった。XP 機で、液晶の解像度が 1440x1050 と非常に広くて使いやすかったし、薄型楔モデルで DVD ドライブ込み 最薄部 23.8mm という実際のとんがりぶり。
電源ボタンがグリーンに光る透明ボタンで構成され、ACアダプタもグリーンに光る新しい規格のものが用いられるようになったのも この VAIO NOTE Z のこだわりからである。
ということで、私にとっては VAIO は見栄えが良い割りに激安なモデルしか買ってないので
「高い」という意味がまったくわからない。
おそらくケチくさいモデルを高く買わされているいわゆる情報弱者というかわいそうな方々がおっしゃっている恨み言なのだと思う。 VAIO は確かに下位モデルは糞なので、購入の検討すら不要だ。 DELL / HP / ASUS を検討したほうがなんぼか良い。
高いといえば、モバイル、特に VISTA / Windows8 期のノートかもしれない。
VISTA 期のノートは、特に後半 7前後は VAIO 505 の再来ともてはやされ スティーブ・ジョブス に Mac Book Air との比較にも使われた VAIO TZ が何かとすばらしかった、そして割と高価だった。17万とか20万は平気でした。
また、VAIO C1 やポケコンを髣髴とさせるスーパーコンパクトボディに超高精細液晶、すばらしいキー入力を実現しながらもやたらめったら非力という面白 PC VAIO Type P や、今これを打っている 11インチ 600g 台 という現時点でもおそらく世界最軽量級 VAIO X などがあるが、どちらも非力のわりに高価だ。どれも、先にあげたフラグシップモデルのパワーの半分くらいしかないのに 同等〜1.5倍の価格を要求された。
VAIO が、普通の、わけわからんソフトがいっぱいはいっているだけの国産パソコンでなくなったきっかけは PCG-505 の発売だろう。
当時あの薄さ、あの軽さ あの割り切りで MMX Pentium133MHz という中級クラスの性能をスーパーコンパクトに押し込めた しかも 銀色の薄型パソコンはまったくなかったっていうのだから、もう革新的。
もちろん、当時の Mac は鈍重な分厚い黒のプラスチックボディ。質感は良かったけれども、カテゴリーとしては過去のまま。
よく今の VAIO をみて「 Mac Book Air のマネ」というわからずやがいる。
Mac が 505 のパクリをしているだけなのに無知をさらすのは恥ずかしいことだ。
実際に、505 のオマージュモデルである VAIO TZ と MacBook Airを比較したのはスティーブ・ジョブス本人。Mac の銀色モデルのはしりといえば、Powerbook G4 のチタニウムモデルになるが、これも 2001 年発売で 505 よりは2〜3年後だから 505 が始祖で間違いない。
PC がノートパソコンで 金属 で 銀色 になったのは VAIO 505 が初めてということだ。実際当時銀パソという言葉がはやり、偽モノがたくさん出回った。
銀色になったというのはエポックメイキングだった。
それまでは各社黒・濃いグレー以外には dynabook がグレーだっただけだ。
マグネシウムが前面に出るのも珍しかったし、シリンダーバッテリーもノートをホールドしやすかった。
なぞのソフトも(当時の PC のバンドルとしては)割と少ないほうだった。(これは、単にHDDスペースが狭すぎただけだが。)
Windows 7 後半の VAIO Z が一部に不評だったが、 VAIO S / SE / Z は兄弟モデルと言っても良いデキだった。SE は大満足だった私がなぜ Z はくそみそに?だが別に Z は他社が出す分には悪いモデルではなかった。あるいは VAIO 内でも、違う名称で出せば納得だった。
なぜ Z が不評かというと、Z は VAIO NOTE Z のときから背負うものがほかのシリーズと違うと言うことだろう。とくに、 VAIO NOTE Z が なにもあきらめない というメッセージをもち全部入りを 23.8mm に突っ込んだのに対して、 2012年の VAIO Z はそれをあきらめてしまった。しかも、デザインは VAIO S よりも平凡という体たらくだった。つまりファンを裏切ってしまったのが大きいのではないかと私は思っている。
この不評とデザインの帰結が、VAIO 自体の凋落なのだとおもう。
発想もデザインもコンセプトも平凡すぎるアウトプットしか出来なくなった組織ということだ。
そして、会社はソニーとしては存続しなくなった。
もやはソニーでは冒険できなくなっていた
という話もあり残念なことだ。
しかし、
あたらしい VAIO Z タブレットや、 VAIO PRO を見ている限り、
あれが彼らのやりたいこと・・・?
だったのならやらなくても良かったのになと思えてしまう。
VAIO Z 変形やお絵かき機能 に Z ? いらなくね?
今だったらなにもあきらめないとは、 Macbook Air 並みのボディに 極狭額縁の 100% sRGB 液晶と高クロッククワッドコア、中・高速の GPU を突っ込んだ SSD Raid 0 モデルでしょ・ と思ってしまう。
それができないならねぇ・・・ タッチやペンタブはどうでもいいし・・・
VAIO Pro は美しさにおいて UX301 に負けていたが負けっぱなしでまた負けるのか?といったところ。
デザインに目をひくものがなければ、DELL 13XPS や NEC ZERO も当然検討するでしょ。
今やるべきは 最新ペラペラの MacBook や伝統的な MacBook Air を凌駕する
究極の 美しく 持ち運びやすく 電池寿命が長い
スタバでドヤ するための ドヤ ノート(505 の 2015年版ですな)を作ることが先決だと思う。
ステキヤン たちを魅了するにはここをクリアしないことには先に進めないだろう。
その先に C1 の復活や GT の検討
本当の VAIO NOTE Z を復活させること、
Xperia や Walkman、αシリーズ(特に α7、RX1 など)との連携をリッチ・軽く・シンプルに実現することこそがユーザメリットと思う。
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ASUS UX301 と比較して、それらはまったく魅力を感じない。
デザインのインパクトもなければ、性能も中途半端。
そのわりに安くはない。
というわけで、 UX301、数日中に届くはずなので届いてからレビューするつもりです、よろしくお願いします。
UX301 は ASUS の2013年 ULTLA BOOK のフラグシップ。
namuko 氏と1年半前くらいに見に行って一目ぼれしながらも価格に怒り心頭だったモデル。
やっと手に入った。
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