やっとゴミとりから還ってきた SIGMA SD9。
17-70mm の AF(オートフォーカス) テストもかねて、持ち出してみました。
きちんと AF 合従してます。
こういう緑なら綺麗に再現できるんですよね、なんで木のグリーンがグレー気味になるんだろ。
新宿西口駅前の不思議ビル。
なんだか思わずカメラを向けたくなるえもいわれぬ魅力があります。
バンクーバーなどではビルの窓拭きは日常茶飯事ですが、スカイブルーを映しこむ美しさを競うのだそうです。
僕も、基本的にグレーのビルより、窓の多いビルのほうが被写体としてすきですね。
この不思議ビルは墓場鬼太郎にでてきた、『千年に一歩あるく鳥』に似てる形ですね。あの歩いたシーンには感動したなぁ…。制作スタッフに感謝。
コントラストをあげすぎると花びらが白とびしかねませんので、コントラストは下げ、暗部を下げ、ハイライトも下げ、FillLight も下げてます。変わりに、現像時に露出と彩度は思い切り持ち上げています。
そうすると、眠い絵もこの通り、目の覚めるような色になります。
SIGMA SD9 の空色は本当に美しい。
上の手順をより徹底しておこなったのがこれ。
FillLight を持ち上げれば、もっとカリカリした感じの絵にできますが、あえて柔らかくしてみました。
桜特有のしっとり感を感じていただけたらいいなと思います。
椿。
ココまで寄れるのは、一眼ならではではなく、17-70mm マクロ レンズが凄いから。
マクロは、むしろ、コンパクトカメラのほうが技術的には有利なのだそうです。
AF 調整後なので、スッと合従します。
なんか、別のカメラになったみたい?!(ピーカンだからあたりまえか…)
こういう明暗差があるシーンはデジタルは特に苦手なのだそうです。
SD9 だと空の色と桜の色ビルの色、なかなか行儀よく収まります。
新 Foveon を積んだ Dp1 にはこういう厳しいシーンで活躍して欲しいのですが、14Mp の Foveon は空の色がくすんでるからなぁ。駄目かなぁ。
posted by masayui at 00:57
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